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 カンアオイ

カンアオイ、多彩な葉の斑が楽しめる山野草

 カンアオイは、山地の林下に生えるウマノスズクサ科の多年草です。根茎から長柄の葉が出て、厚く表面に不規則な白斑があり、長さ6~10㎝、幅5~7㎝の心臓形をしています。
 花期は10月~2月で、花径2センチ内外で、花筒は鐘形の暗濃紫色です。カンアオイの花はうつむいて咲くか、または横向きで、大抵の場合半ば地中にうずまっています。
 カンアオイの仲間は、花が半ば地にうずもれているため結実しても、種子の散布範囲が狭く、このため分布速度が極めて遅いので、地域ごとに種が異なって葉や花の大きさや形に多くの変異があります。日本には50~60種類ものカンアオイ類があると言われています。
 江戸時代の元禄から享保年間の頃には、サイシンアオイ細辛葵、トキワグサ常磐草と呼ばれ、カンアオイの葉に出る斑紋を観賞するため盛んに栽培されました。
 
薬  用  利  用 
採取・調整  秋から冬の開花期に根茎と根を掘り取り水洗い後、陰干しにします。
 乾燥させたものを生薬では、土細辛(どさいしん)といいます。
薬 効   咳、痰
 根茎および根に、精油とアミノ酸のピペコール酸が含まれます。 
使用方法   使用方法は、咳止めに土細辛を1回5~10gに、300㍉リットルの水を加えて煎じ、約半量になるまで煮詰めて服用します。  
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カンアオイの花
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