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 山 ゆ り
 
※※ お届けは5月中旬頃からとなります 
 
 山ゆりは、ユリ科の多年草で、山地の草原に生えます。日本と中国原産のゆりは古名を佐韋(さい)、三枝(さいぐさ)といい、これは賽の河原のサイと同じで、ゆりの霊力が天上の扉を開くと信じられていたからです。百合というのは漢名で、鱗片が幾重にも重なっているいることによります。和名は山にはえるユリの意味であり、ヨシノユリ、エイザンユリ、ホウライジユリなど産地にちなんだ別名があります。
 山ゆりの鱗茎は、その昔は薬用として用いられ、滋養強壮、利尿、せき止め、産後の回復食などに薬理効果がある食物として親しまれてきました。特にタンパク質が多く、じゃがいもの2倍で良質なでんぷんを含んでいます。グルコマンナンと呼ばれる食物繊維が豊富で、便秘や整腸に効果があります。他にカリウム、鉄、リン、カルシウム等の無機質が含まれます。
 山ゆりの花は茎のさきに数個つき、花被片は白色で、強い芳香を放ちます。内面に赤紫色の点があり、長さ10~18センチです。
 山ゆりの花に強い芳香があることから喜ばれ、鱗茎は食用にもされます。山ゆりの鱗茎は、わずかに苦味があり、大球になると苦味が強くなります。ごぼう、にんじん、たまねぎなどと混ぜてかき揚げにしたり、茹でて水にさらし、梅酢あえ、甘露煮などにします。

 
 
山ゆりの群生 
 
薬  用  利  用 
採取・調整  10月~11月、ヤマユリの鱗茎を掘り取り、水洗いして熱湯をかけてから天日で乾燥させます。
 天日乾燥させたものを生薬で百合(ひゃくごう)といいます。 
薬 効   滋養強壮、解熱、鎮咳、鎮静、利尿など
 鱗茎の粘質性成分は、粘質多糖類のグルコマンナン、種子成分は、フェルラ酸、パラ・クマリンを含みます。 
使用方法   百合を1回5~10gを、水300㍉リットルで、半量まで煎じて服用します。   
 
 山ゆりの花
 
    
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山ゆり小苗 
 
 
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   山ゆりり鱗茎    
今年の夏に開花した山ゆりの鱗茎
来年、山ゆりの花を楽しむことができます。 
 「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」は、古くから美人のたとえとして良く知られています。これらの植物は全て婦人病の薬草です。
 シャクヤクは、冷え性、月経不順、産後の疲労回復。ボタンは月経困難、便秘。ユリは乳腺炎やできものに効き目があるとされます。シャクヤク、ボタン、ユリを薬草として用いると美人になるという昔の言葉は奥が深いものがあります。 
 
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山ゆりの鱗茎 中央は大球
山ゆりの鱗茎
中央は大球
※ お届けは10月下旬頃から 
   
   
山ゆり 
山ゆりの群生
 山ゆり
   山ゆりの群生
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